デジタル決済「X Money」を来月に限定公開へ マスク氏が表明

2026.3.11

米実業家の イーロン・マスク 氏は10日、自身が所有するSNSプラットフォーム X (旧Twitter) において、デジタル決済システム「Xマネー(X Money)」を来月から限定的に一般公開する予定であると明らかにした。ロイター通信などが報じた。

マスク氏は、Xが持つ大規模なユーザー基盤と、近年拡大しているデジタル決済やアプリ内金融取引の需要を背景に、同サービスを通じて新たな収益機会の創出を目指す考えを示している。


 

▪️ビザとの提携で決済サービスの基盤整備

Xは2025年、米決済大手の Visa と提携し、アプリ利用者に対して決済サービスを直接提供する体制の整備を進めてきた。
今回の「Xマネー」は、その取り組みの一環として導入される機能とみられている。

ただし、具体的な提供範囲や利用可能な地域、正式なサービス開始時期などの詳細については、現時点で公式な説明は限定的とされる。

 

▪️「万能アプリ」通称=スーパアプリの構想の一部

マスク氏は2022年に旧Twitterを買収して以降、同サービスを

投稿

・メッセージ

・動画配信

・決済

など複数の機能を統合した「万能アプリ(スーパーアプリ)」へと発展させる構想を示している。

今回の決済機能の公開は、そうした構想の一環として位置付けられる可能性がある。

SNSプラットフォームが決済機能を強化する動きは世界的にも広がっており、Xの取り組みについても、今後の展開や利用範囲の拡大の有無が注目される。

もっとも、「Xマネー」がどの程度の機能を備えるのか、また本格的なサービス展開に至るかどうかについては、今後の正式発表や運用状況を見極める必要がある。