【スピードスケート】高木美帆選手が現役引退へ 世界オールラウンド選手権を最後に“一区切り”「ともに迎えたい」

2026.3.4

夏季 五輪大会を含め、日本女子最多となる五輪通算10個のメダルを誇るスピードスケート界のエース、高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が4日、自身のインスタグラムを更新。今週末にオランダで開催される世界オールラウンド選手権を最後に、現役生活に一区切りをつける意向を明らかにした。


 

投稿では、日本語と英語の両方で思いを発信。「今週末にオランダで開催される世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っている」と報告し、「もし最後になるならば、その瞬間をここまで応援してくださった皆さんとともに迎えたい」と決意の背景をつづった。

“最後の舞台”は聖地ヘーレンフェイン

舞台となるのは、オランダ・ヘーレンフェイン。スケート大国の象徴ともいえるリンクで、世界最古の歴史を誇る大会に挑む。高木は「大歓声の中で滑れることを楽しみにしている」と胸中を明かし、「まずは一瞬一瞬を楽しみ、フィニッシュラインを越えるまで戦い抜く」と締めくくった。

英語でも「It will be my last competition(これが最後の大会になる)」と明言。「Thank you and good bye」と感謝と別れの言葉を綴りつつも、最後まで全力で滑り抜く覚悟を示した。

五輪通算10個、日本女子最多の金字塔

1994年5月22日、北海道・幕別町生まれ。兄姉の影響で5歳からスケートを始め、札幌市立真駒内中3年時に15歳でバンクーバーオリンピックへ出場。日本スピードスケート史上最年少の五輪代表となった。

平昌オリンピックでは団体追い抜きで金メダルを獲得するなど3個のメダルを手にし、世界選手権では日本女子初の総合優勝を達成。さらに北京オリンピックでは1000メートルで金メダルを含む4個のメダルを獲得。冬季五輪1大会での日本勢単独最多記録を打ち立て、通算7個として夏冬通じた日本女子最多を更新した。