堀口恭司選手が示した「妻を守る強さ」夫婦でUFCの頂点を目指すという生き方
【川村那月さんInstagramより画像】
UFCファイターの堀口恭司選手が、日本時間2月11日、自身のSNSを更新した。
きっかけとなったのは、格闘家・青木真也選手が妻でタレントの川村那月さんについて言及した動画。
その一部がSNSで拡散される中で、堀口選手は静かな言葉で、しかし明確な意思をもってこう綴った。
「俺の事はなんでも言って良いですけど、事実と全く違うし、奥さんのことを傷つけるのは辞めてください」
そこにあったのは感情的な反発ではなく、
大切な家族を守る一人の夫としての姿勢だった。
堀口選手と川村さんは、2023年の大みそか、RIZINのリング上で公開プロポーズを経て結婚。現在は、アメリカを拠点に世界最高峰の舞台を目指す堀口選手を川村さんがサポートする生活を送りながら、それぞれのフィールドで挑戦を続けている。
川村さんは結婚後、タレント活動を必要以上に前に出すことなく、堀口さんのアメリカを拠点にする格闘技生活を最優先に献身的に支えてきている。
堀口選手のYouTubeチャンネルでは、度々・・・インタビュアーとして「声のみ」で出演し、ファンが本当に知りたいテーマを的確に引き出す役割を担っている。
そこには“支える側”であることへの自覚と、格闘技ファンの喜ぶ目線を杖に考えたプロとしての距離感が感じられる。
一方で堀口選手は、妻についてこう語っている。
「奥さんはタレントとしての活動も続けながら、俺のために時間を割いて頑張ってくれてます。仕事でもすごく評価されているし、もっと活躍してほしいと思ってます」
競技者としての野心と、パートナーへの敬意。
その両立は簡単ではない。しかし堀口夫妻は、互いの挑戦を尊重し合いながら、「夫婦でUFCの頂点を目指す」という稀有な道を歩んでいる。
勝敗がすべての格闘技の世界において、夫婦の在り方は時に誤解され、簡単に消費されがちだ。しかし、世界最高峰の舞台を目指す夫と、その挑戦を陰ながら支え、
自身のキャリアも大切にする妻。
その姿は、批評の対象ではなく、むしろ「今後を見届けたくなる物語」と言えるのではないか。
強さとは、拳だけで示されるものではない。
堀口恭司選手が今回見せたのは、ケージの外で発揮される、もう一つの王者の資質であり、最も評価されるべきポイントの一つだ。

