KNOCK OUT “最強ジム”はどこか!? 勝敗予測不能の3vs.3トーナメントが生む、UNLIMITEDルールの異常な緊張感
【©️KNOCK OUT MANAGEMENT Inc. 】
2026年1月31日、都内で『THE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED 最強ジムはどこだ! ジム対抗3vs.3トーナメント』の前日計量および組み合わせ抽選会が行われた。KNOCK OUT本戦に先駆け、2026年の『THE KNOCK OUT FIGHTER』の幕開けを告げる位置づけとなる本大会は、8つの強豪ジムが参加する勝ち抜き方式のチーム戦だ。
本トーナメントの最大の特徴は、UNLIMITEDルール×3vs.3勝ち抜き戦という過酷極まりないフォーマットにある。単なる個人戦ではなく、1人の敗北が即チームの命運に直結するため、選手の戦術選択は否応なく“極端”になる。慎重さとリスクテイクのバランスが常に問われる構造は、これまでのUNLIMITEDトーナメント以上にドラマを生み出す土壌と言える。
計量では、当日計量となったキャピタルレイズfighting GlaNz池袋の森田航亮を除く23人が無事にパス。大きな波乱なく、万全の状態で1回戦を迎えることとなった。
抽選の結果、1回戦のカードは以下の通りに決定した。
- 【KNOCK OUTクロスポイント】vs.【CANDY GYM/地下格連合】
- 【キャピタルレイズfighting GlaNz池袋】vs.【Battle Box】
- 【和術慧舟會HEARTS】vs.【リバーサルジム立川ALPHA】
- 【KWU SENSHI JAPAN MIYAHARA DOJO】vs.【THE BLACKBELT JAPAN】
いずれのカードも、ジムのバックボーンが色濃くぶつかり合う好対戦だ。主役級と目される【KNOCK OUTクロスポイント】に、実力が未知数の【CANDY GYM/地下格連合】が挑む構図は、初戦から大会の流れを左右しかねない。さらに、MMA名門同士が激突する【和術慧舟會HEARTS】vs.【リバーサルジム立川ALPHA】、空手と組み技が正面衝突する【KWU SENSHI JAPAN MIYAHARA DOJO】vs.【THE BLACKBELT JAPAN】など、スタイルの違いそのものが見どころとなっている。
抽選後、各ジム代表が口にした言葉も、この大会の“振れ幅”を象徴していた。
【Battle Box】の代表として登壇した木村“フィリップ”ミノルは、
「危険な戦い方をするんで、みんな覚悟してください」と語り、UNLIMITEDルールでの覚悟を端的に示した。一方で、全員高校生という異色の布陣を敷く【THE BLACKBELT JAPAN】は、経験値では劣るものの「勢い」を最大の武器に掲げる。
実際、今大会は優勝候補を絞り込むこと自体が難しい。若手主体のチーム、名門ジム、地下格闘技出身者、空手ベース─格闘技的バックグラウンドが極端に異なる選手たちが、同一ルールでぶつかるからだ。しかも柔道方式の勝ち抜き戦である以上、1人の“想定外の覚醒”がトーナメント全体を破壊する可能性もある。
4月4日に行われる決勝1DAYトーナメントまでを見据えれば、1回戦は単なる通過点ではなく、すでに消耗戦の入り口だ。UNLIMITEDルールの過酷さと勝ち抜き戦の非情さが重なり合うことで、理屈では説明しきれない展開が続出する可能性は高い。
なお、2月1日に行われた1回戦の模様は、
2月13日からTOKYO MX、TVer、U-NEXT、Amazonプライムビデオにて順次放送予定。4月4日の決勝トーナメントはU-NEXTで生中継される。
勝敗以上に「何が起こるか分からない」という緊張感こそが、
この大会最大の価値なのかもしれない。

