22歳アルカラスが全豪初制覇 ジョコビッチを撃破で史上最年少“生涯GS”達成

2026.2.2

【©️Australian Open 】

テニスの全豪オープン男子シングルス決勝が1日、オーストラリア・メルボルンで行われ、第1シードのカルロス・アルカラス(22=スペイン)が、ノバク・ジョコビッチ(38=セルビア)を2―6、6―2、6―3、7―5で下し、初優勝を飾った。アルカラスはこの勝利により、史上最年少での生涯グランドスラム(4大大会全制覇)を達成した。


 

試合は、歴代単独最多となるグランドスラム25勝目を狙うジョコビッチが第1セットを先取し、ベテランの意地を見せる立ち上がりとなった。しかし、第2セット以降はアルカラスが持ち味のスピードと強打を前面に押し出し主導権を掌握。ラリー戦でも一歩も引かず、若さと勢いで王者を追い詰めた。

第4セットは互いに譲らぬ緊迫した展開となったが、終盤にブレークを奪ったアルカラスがそのまま逃げ切り、4時間に及ぶ死闘に終止符を打った。

 

ジョコビッチは準決勝でヤニク・シナーとの5セットに及ぶ激戦を制して決勝に進出していたが、決勝では新時代の象徴ともいえる22歳の壁を越えることはできなかった。シナーやアルカラスら若手の台頭が続く中、38歳の王者にとって大記録達成への道のりは、年々険しさを増している。

一方のアルカラスは、今回の全豪制覇で

全米、全仏、ウィンブルドンに続く4大大会制覇を達成。

「ビッグ3」と呼ばれた往年の名選手では、ラファエル・ナダルが24歳、ロジャー・フェデラーが27歳、ジョコビッチが29歳で達成しており、22歳での到達は史上最年少記録となる。

さらに、グランドスラム通算7勝目も史上最年少で達成。

これまでビヨン・ボルグが保持していた記録を更新し、

男子テニス界の新たな歴史を刻んだ。