レイカーズが主砲不在の現実と向き合う一戦 敵地でブレイザーズに屈するも八村塁は確かな存在感
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ロサンゼルス・レイカーズは1月18日(現地時間17日)、敵地モダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、116―132で敗れた。スコアだけを見れば完敗だが、この一戦は単なる黒星以上に、チームが直面している現実と課題を浮き彫りにする試合となった。
最大の要因は、今季リーグ得点王争いをけん引するルカ・ドンチッチの欠場だ。左鼠径部の痛みにより試合前に欠場が発表され、平均33.6得点を誇るオフェンスの核を失ったレイカーズは、試合開始から難しい舵取りを強いられた。
立ち上がりの第1クォーター、守備の歯車がかみ合わず27―40と大きく出遅れる。以降も流れを完全に引き戻すことはできず、終始ブレイザーズのペースで試合は進んだ。それでも第2クォーター以降はレブロン・ジェームズを中心に粘り強く応戦し、点差を致命的なものにはしなかった点は評価できる。
レブロンは20得点9リバウンド8アシストと、数字以上にゲームメークで奮闘。マーカス・スマートも25得点と攻撃面で存在感を放った。一方で、ドンチッチ不在時に求められる「次の得点源」が定まりきらず、守備でも要所で踏ん張れなかったことが、最終的な点差につながった。
そんな中、ベンチスタートとなった八村塁選手は限られた19分の出場時間で11得点を挙げ、攻守両面でチームにエネルギーを注入した。
ドライブからの得点、積極的なディフェンス、そして2スティール1ブロックという数字が示す通り、出場時間以上の存在感を示したと言える。
年明けに3連勝を記録した勢いは影を潜め、直近5試合で1勝4敗。
エース不在という言い訳が立つ状況ではあるが、同時に「誰が、どのように埋めるのか」という問いが突き付けられている。八村塁選手を含め、ロールプレーヤーがどこまで役割を拡張できるかは、今後のレイカーズの浮沈を左右する重要なテーマとなりそうだ。

