玉木宏さん 欧州最大級の柔術大会で銅メダルの快挙!紫帯マスター4フェザー級の“価値ある3位”

2026.1.17

【©️IBJJF】

俳優の玉木宏さん(46)が、ブラジリアン柔術界でも最高峰の一つとされる国際大会で、確かな実力を証明した。ポルトガル・リスボンで開催された国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)主催の「ヨーロピアン2026」に出場し、紫帯マスター4フェザー級(70キロ以下)で3位に入賞。欧州最大級の舞台で銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた。


 

玉木さんが挑んだ「紫帯」は、初心者帯を完全に卒業し、技術・戦術の完成度が問われる中上級者クラス。一般的に取得までに数年単位の修練が必要とされ、黒帯・茶帯に次ぐ実力者が集うカテゴリーだ。さらにマスター4は46~50歳が対象となり、単なる体力勝負ではなく、経験値や試合運びの巧みさが結果を左右する“円熟のクラス”として知られている。

その紫帯マスター4フェザー級にエントリーしたのは6人。

ヨーロピアンは世界中から強豪が集まる大会で、紫帯であっても実力差はわずか。1試合ごとの緊張感は極めて高く、1つ勝つこと自体が容易ではない。

Arta所属の玉木は初戦で、いきなり日本人同士の注目カードに臨んだ。

相手は、RIZINで活躍するクレベル・コイケ、ホベルト・サトシ・ソウザらを擁する名門・ボンサイ柔術所属の廣田信寿。国内外で豊富な実績を持つ実力者との対戦だった。

試合は玉木さんが冷静な試合運びを見せる。

両脚で相手の体幹を制するクローズドガードから主導権を握り、下のポジションから廣田の左腕を的確に捕獲。そのまま手首固めに移行し、一本勝ちを収めた。派手さよりも精度と判断力が問われる紫帯らしい勝利で、競技者としての成熟度を印象づけた。

この勝利の瞬間はIBJJF公式インスタグラムでも紹介され、勝ち名乗りを受ける玉木の姿とともに「ナイス・リストロック」と称賛のコメントが添えられた。

世界最高峰の統括団体が注目する形で取り上げられた点も、この一勝の価値を物語っている。

準決勝では惜しくも敗れたものの、結果は堂々の3位入賞。

ヨーロピアンは世界選手権に次ぐ権威を誇る大会であり、紫帯マスタークラスとはいえ表彰台に立つことは簡単ではない。俳優という肩書きを超え、一競技者として世界の舞台で結果を残した意義は大きい。

 

なお、今大会には玉木さんのほか、俳優の岡田准一さん(45)も、トップレベルの技術を競うマスター4黒帯ライトフェザー級(64キロ以下)にエントリー。

岡田さんは初戦で、5段の強豪マウロ・エアーズとの対戦を予定しており、日本人俳優たちの本格的な柔術挑戦が、国際舞台で確かな存在感を放ち始めている。