フジテレビ 日曜朝を刷新へ!名物トーク番組「ボクらの時代」終了、2時間の大型情報番組を始動
【© Fuji Television Network, Inc】
フジテレビがこの春、日曜朝の編成を大きく塗り替える。
長年親しまれてきたトーク番組「ボクらの時代」と報道番組「日曜報道 THE PRIME」を終了し、2時間枠を丸ごと使った新たな情報番組をスタートさせる方針が明らかになった。司会には、平日朝の顔として安定した人気を誇る谷原章介が起用される。
今回の改編は、視聴者ニーズの変化に応えるための“攻めの編成”と位置付けられている。エンタメ性と情報性を兼ね備えた番組を軸に、日曜の朝にフジならではの存在感を取り戻す狙いだ。
▪️長寿番組19年の歴史に区切り
「ボクらの時代」は2007年のスタート以来、各界の著名人3人が語り合う独自のスタイルで支持を集めてきた。芸能人、アスリート、文化人らの飾らないトークは、日曜朝の“静かな名物番組”として定着していた。
一方で、視聴環境の多様化や競合番組の激化により、近年は数字面で厳しい状況が続いていたのも事実。フジテレビは節目の19年を区切りに、新たなステージへ進む決断を下した。
▪️報道枠も再構築、日曜朝を再定義
同じ時間帯に放送されてきた「日曜報道 THE PRIME」も終了し、新番組へ一本化される。政治や社会問題を扱う討論型番組として話題を集めたが、視聴率の伸び悩みを背景に、より幅広い層に届く形への再設計が求められていた。
フジはこの2番組を統合することで、情報・ニュース・エンタメを横断する“日曜朝の総合情報番組”を打ち出す。分散していた視聴者を集約し、他局と真っ向勝負をかける構えだ。
▪️谷原章介さんが“日曜の顔”に
新番組の司会を務める谷原章介さんは、平日朝の情報番組で5年間にわたりMCを担当し、穏やかさと知性を併せ持つ進行で幅広い層から信頼を得てきた。
3月で現在の番組を終え、春からは日曜朝の新たな看板となる。
局関係者は「日曜の朝にふさわしい安心感と華やかさを併せ持つ存在。谷原さんを軸に、新しいフジの朝を作りたい」と話す。
日曜朝の情報番組は各局が力を入れる“激戦区”だ。
TBS、日本テレビ、テレビ朝日が高視聴率を争う中、フジはここ数年、後塵を拝してきた。今回の大胆な編成変更は、その流れを断ち切るための勝負手でもある。
フジテレビは改編の詳細については明らかにしていないが、日曜朝を丸ごと再構築する今回の動きは、同局が本気で巻き返しを狙っていることの表れと言えそうだ。

