桃田賢斗さん、波乱の競技人生に訪れた「最大の転機」結婚を発表「支えてくれた存在があったから今の自分がいる」

2026.1.11

 

かつて世界の頂点に立ち、そして幾度も逆境に叩き落とされた男が、競技人生とは別の舞台で大きな節目を迎えた。
バドミントン男子シングルスの元世界ランキング1位・桃田賢斗(31=NTT東日本)が9日、自身のインスタグラムで結婚を発表。お相手は一般女性で、昨年12月30日に婚姻届を提出していたことが明らかになった。


 

投稿された写真には、青空を背景に重ねられた2人の手と、薬指に光る結婚指輪。静かでありながらも、確かな決意を感じさせる一枚だ。
桃田さんは「入籍したことをご報告させていただきます」と切り出し、「競技を続ける中で本当にしんどいことがたくさんありましたが、家族や関係者、ファン、そして近くで支えてくれた彼女がいたから、自分らしくバドミントンができています」と、これまでの歩みを振り返るように感謝をつづった。

 

世界選手権2連覇、世界ランキング1位という栄光の裏で、桃田のキャリアは常に順風満帆だったわけではない。
16年には違法賭博問題による出場停止でリオ五輪の夢を絶たれ、21年の東京五輪では1次リーグ敗退。さらに度重なる故障に苦しみ、24年のパリ五輪出場もかなわなかった。輝かしい実績と同時に、深い挫折と向き合い続けてきたアスリートでもある。

そんな中、昨年4月には国別対抗戦トマス杯をもって日本代表からの引退を表明。現在は現役選手としてプレーを続けながら、選手兼コーチという新たな立場で競技と向き合っている。その転換期に訪れた今回の結婚は、まさに「人生の第二章」の幕開けとも言える出来事だ。

桃田さんは「人生の新たなスタートとして、より一層責任と覚悟、感謝と初心を持って競技に向き合っていきます」と決意を新たにした。
数々の試練を越えてきた男は今、コートの内外で新たなパートナーとともに、次なるステージへ歩み出そうとしている。