今も進化の途中・・・三浦知良選手がJ3福島で新章へ入団会見

2026.1.9

「59歳になるけど、情熱は増している」5年ぶりJの舞台で再びゴールを狙う

1月9日、J3福島ユナイテッドFCに期限付き移籍で加入した“キングカズ”こと三浦知良(58)が、都内で入団会見に臨んだ。
プロキャリア41年目。来月には59歳を迎えるが、その表情や言葉からは年齢を微塵も感じさせない、現役選手としてのエネルギーと覚悟があふれていた。


 

会見の冒頭、三浦選手は晴れやかな表情でこう切り出した。
「福島ユナイテッドFCに入団が決まり、とても興奮しています。ここでまたチャレンジできることを、本当に幸せに思っています」

5年ぶりのJリーグ復帰。その決断の背景には、福島の“本気”があったという。
「J3という舞台でプレーできること。福島の熱い思い、チームのコンセプト、取り組んでいるサッカー、そして練習環境。すべてが他よりも上回っていると感じました」

背番号は「11」。
かつて日本サッカーの象徴だった番号を背負い、再びJのピッチへ立つ。

注目すべきは、そのモチベーションの高さだ。
「年齢を重ねて59歳になりますけど、情熱はやればやるほど増している。むしろ今の方が強いかもしれないですね」
衰えではなく“深化”。キングカズは今も進化の途中にいる。

福島といえば、三浦選手にとって忘れられない記憶がある。
2011年の東日本大震災復興支援チャリティーマッチで決めたゴールだ。
「被災地の皆さんが喜んでくれて、勇気をもらったと言ってくれた。とても思い出深いゴールでした。また新たなゴールを、福島の皆さんと一緒に喜び合えたらうれしいですね」

現役である以上、挑戦は常に厳しい。
それでも三浦選手は、その厳しさこそがサッカーの魅力だと語る。
「苦しいこと、厳しいこともある。でも、それがあるからこそ、やりがいがある。これまでのサッカー人生も、すごく充実していました」

 

目標は明確だ。
「戦力としてチームの勝利に貢献したい。選手として試合に出て、活躍したい。そのために、しっかり準備をしていきます」

2月7日に開幕するJリーグ特別大会で出場すれば、J1・J2・J3すべてで最年長出場記録更新となる。
さらに、6月には国立競技場で開催されるオールスター戦で、節目となる10度目の出場も期待されている。

今季は負傷の影響で出場7試合にとどまったが、今オフは例年以上にサッカーと向き合い、黙々と自主トレを重ねてきた。
目線はすでに2026年、その先へと向いている。

年齢はただの数字。
キングカズは今も“現在進行形”で、ピッチに立つ理由を更新し続けている。