久保建英選手が年内最終戦で存在感全開!プロ初ヘッドで今季2点目―ソシエダを救う価値ある先制弾

2025.12.21

【©️Real Sociedad 】

年内最終戦で、日本の至宝が確かな輝きを放った。現地12月20日に行なわれたラ・リーガ第17節、レアル・ソシエダはアウェーで最下位レバンテと対戦。

右ウイングで先発した久保建英選手が、試合の主役となった


 

均衡を破ったのは前半アディショナルタイム1分。

左サイドから供給されたクロスに対し、久保は難しい体勢ながらも完璧なポジショニングで反応する。

鋭く頭を振り抜いたボールはファーサイドへ吸い込まれ、ゴールネットを揺らした。

これが、久保選手にとってプロキャリア初となるヘディングシュートでの得点。

開幕節のバレンシア戦以来、約4か月ぶりとなる今季2点目でもあり、成長の幅を強烈に印象づける一撃だった。

ゴール後も久保の勢いは止まらない。積極的な仕掛けと鋭いミドルシュートで相手守備を揺さぶり続け、攻撃の中心として試合を支配。

その存在感は際立っており、この試合のMVPに選出されるのも当然の内容だった。

チームは久保選手の交代直後、90分にPKで追いつかれ、1-1のドローに終わったものの、久保選手がゴールを決めた試合での“不敗神話”(21勝3分け)は継続

勝点1以上をもたらす“勝負強さ”を改めて示した格好だ。