WHITE SCORPION デビュー2周年ライブで新体制を発表11人で刻んだ“再出発”の夜
【©️KING RECORDS】
秋元康氏(67)が総合プロデュースを手がける11人組女性グループ「WHITE SCORPION」が13日、東京・品川ステラボールでデビュー2周年を記念したワンマンライブを開催した。節目の公演には、グループの歩みと未来を感じさせる演出が随所に散りばめられ、会場は温かな一体感に包まれた。
この日は、体調不良により休養していたACEが約1カ月ぶりにステージへ復帰。11人がそろって立つ姿に大きな歓声が上がった。ACEは「突然のお休みで心配をかけてしまいましたが、特別な日に、また11人でこのステージに立ちたいと思いました。SCOPISTのみなさんの顔が見られて本当に幸せです」と思いを語り、感極まった表情を見せた。
ライブでは、メンバー主演のショートドラマ『いじめっ子の11転生』の演出を取り入れた「動く唇」をはじめ、デビュー曲「眼差しSniper」、最新曲「Corner of my heart」など全17曲を披露。力強さとしなやかさを併せ持つパフォーマンスで、2年間の成長を印象づけた。
2023年4月に始動した「IDOL3.0 PROJECT」から誕生したWHITE SCORPION。
この日のステージでは、オーディション当時のVTRも上映され、メンバー自らが実技を再現する場面もあった。CHOCOは手紙を通じて「心が折れそうなとき、いつも皆さんの言葉に救われてきました。皆さんが私たちを選んでくれた日から、夢は動き始めました」とファンへの感謝を伝え、「東京ドームという夢を一日でも早く一緒にかなえたい」と決意を述べた。
公演の終盤には、新体制の発表も行われた。
AOIがキャプテンに、ALLYとCOCOが副キャプテンに就任。
AOIは「責任の重さを感じていますが、選んでいただいた以上、覚悟を持って全力で務めます」と力強く宣言した。一方、サプライズで副キャプテンに指名されたCOCOは一瞬戸惑いながらも、「頑張ります」と笑顔で応え、会場を和ませた。

