ディズニーがゴールデングローブ賞で圧巻の27ノミネート『ズートピア2』『アバター』最新作など主要部門を席巻

2025.12.9

【©️Disney】

第83回ゴールデングローブ賞のノミネートが8日(現地時間)に発表され、ディズニーが映画・テレビ部門合わせて 27の候補入り を果たした。
ウォルト・ディズニー・カンパニーが擁するABC、FX、ルーカスフィルム、ピクサー、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズ、そしてディズニープラスやHuluといった配信プラットフォームまで、幅広いレーベルの作品が名を連ねた形だ。


 

■ 映画部門では話題作が並び立つ

映画部門では、世界的大ヒットを記録した『ズートピア2』が アニメーション映画賞 と 興行成績賞 にノミネート。
ジェイソン・ベイトマンとジニファー・グッドウィンが声を務めるニックとジュディが再び旋風を巻き起こしている。

続く大型タイトル『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、 主題歌賞 と 興行成績賞 の2部門で候補入り。12月19日の公開を控える中、早くも賞レースで存在感を示した。

さらに、ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』もノミネート作品に名を連ねるなど、今年の映画部門はディズニー関連作品が勢いを見せている。

■ 配信作品が躍進するテレビ部門

テレビ部門では、ディズニープラスで人気の『マーダーズ・イン・ビルディング』や、スター・ウォーズシリーズのスピンオフとして注目を集める『キャシアン・アンドー』シーズン2が主要部門にエントリー。
主演男優賞にはディエゴ・ルナが名を連ねた。

Huluオリジナル作品も健闘しており、『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン4がドラマ・コメディ部門で複数ノミネート。FX作品も引き続き高い評価を受けている。

■ 作品ラインナップの強さが際立つ結果に

今年のノミネートは、映画から配信シリーズまで幅広いジャンルで強力なラインナップを投入してきたディズニーの戦略が鮮明に表れた格好だ。
人気続編、長期シリーズ、オリジナル新作がバランスよく候補に並び、改めて“世界最大のエンターテインメント企業”としての存在感を証明した。

授賞式は2026年1月11日(現地時間)に開催される。各作品がどこまで受賞を伸ばすのか!?