ジョニー・デップ・・・またも“伝説の遅刻”更新!! 東京コミコンはわずか6分の登壇でも満場の拍手

2025.12.7

長年語り継がれる“遅刻の歴史”とともに振り返る、2025年の幕張ステージ

【© TOKYO COMIC CON】

ハリウッドきっての名優でありながら、“遅刻の常習者”としても知られてきたジョニー・デップ。撮影現場への数時間遅れ、プレミア開始時刻を悠々と過ぎての登場など、映画界では半ば伝説として語られる。そんな“デップタイム”は2025年の来日でも健在だった。


 

【photo by Hirofumi.t】

7日、千葉・幕張メッセで行われた「東京コミコン2025」のセレブ・ステージに登場したデップ(62)は、今回も期待を裏切らず遅れて姿を現した。

当初は午後1時開始予定だったトークショー。

だが前日のサイン会と撮影会が大幅に押した影響で、イベント側は急遽開始時間を午後4時30分に変更。

そこにデップ本人の会場入りの遅れも重なり、最終的にステージが開いたのは午後4時48分だった。

いわばグランドフィナーレ直前の“超短縮版”出演。

しかし、デップは大歓声に迎えられながらステージに登壇すると、穏やかな笑みを浮かべて「ハロー」とあいさつ。「皆さんに深く深く感謝したい。とても温かく、親切で、寛容で……ずっと力強く支えてくれている」と、胸に手を当ててファンへ思いの丈を伝えた。

■ 平田広明さんが“尾田栄一郎タッチ”ののれんをプレゼント

さらに、長年デップの吹き替えを担当してきた声優・平田広明さんがステージに登場。
「少し早いクリスマスプレゼントを」と差し出したのは、「ジョニー・デップ様江」の文字が染め抜かれた特製のれん。生地には、漫画『ONE PIECE』の尾田栄一郎氏が描いたと思われる、ジャック・スパロウ姿のデップのイラストが大胆にあしらわれていた。

デップは「自分をこれで包みたい」と満面の笑みを見せ、その場でのれんをくぐるというお茶目な姿も披露。観客席からは温かな笑いと拍手が広がった。

■ わずか6分のステージでも会場は祝祭ムード

その後の撮影会スケジュールの都合もあり、デップがステージに立ったのはわずか6分。

しかし司会者は「本来、このステージ自体がなくなる予定だった」と明かし、「それでも“これだけ人が待っているなら行かないわけにはいかない”と、デップさんが時間を作ってくれました」と裏側を説明した。

短いながらも“ファンのために姿を見せる”というデップの意思が伝わり、ステージ終了後には大きな拍手が起きた。

 

■ 11月末も“77分遅刻”の常習犯ぶり・・・。

デップは今回の来日後、11月27日に行われたアート展の会見にも77分遅れて登場していたばかり。

時差ボケか、こだわりか、あるいは“スターの流儀”なのか・・・。

遅刻理由の真相については本人にしか分からないが、ファンの熱狂を前にすれば、

その遅刻すら“デップ物語の一部”として受け止められているようだ。

日本のファンは寛大だ。