【© Fuji Television Network, Inc.】

フジテレビ系の高視聴率クイズ番組『クイズ＄ミリオネア』が、13年ぶりに本格復活する。放送は来年1月1日午後6時から9時30分までの3時間半スペシャル。2代目司会者に就任した嵐・二宮和也さんのもと、初回挑戦者として菊池風磨さん（timelesz）とムロツヨシさんの出演が発表された。

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2000年の放送開始から「ファイナルアンサー？」の名フレーズとともに

社会現象となった本番組。

司会のみのもんたのさんの絶妙な“間”の演出は、視聴者の記憶に刻まれ、挑戦者の心理を手元で揺さぶる独自のスタイルを確立した。

高額賞金1000万円を懸けた緊張と駆け引きは、多くの名場面を生み出してきた。

　今回の復活では、二宮が新たな“ミリオネアの顔”としてプレッシャーを背負う。挑戦者との親密な距離感と鋭い観察眼を持つ二宮が、先代とは異なる緊張感とテンポでスタジオを支配することになりそうだ。

■“二宮チルドレン”の菊池風磨さんが、いきなり大舞台へ

　菊池さんはYouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」で二宮と長年活動を共にし、バラエティー『ニノさん』でも共演を続けている“近すぎる挑戦者”だ。

慣れた仲ゆえに生まれる絶妙な空気が、1000万円を巡る真剣勝負にどう影響するのか注目される。

菊池さん本人は「憧れの番組で緊張している」と語る一方、クイズに対しては「自信はまったくない」と弱気も吐露。目標金額を問われると「150万円」と即答し、笑いを誘った。

■ムロツヨシは“二宮の間”を研究テーマに参戦

　ムロツヨシは、二宮さん主演映画『大奥』（2010年）での共演以来の友人。

挑戦理由について「二宮くんがどんな“間”を使うのかを体感したい」と独自の視点を強調。賞金よりも“二宮の演出を味わうこと”を最優先に掲げる姿勢は異彩を放つ。

　「こう言うと“間”を使われない気もしますが…」と笑いを交えつつ、強い緊張の中で席に座る覚悟を語った。

■元日は前座から“みの版ミリオネア”放送

当日は午後5時から、みのもんた時代の名シーンを振り返る特別企画を放送。

初代と新生ミリオネアを続けて味わえる構成となっており、元旦から高視聴率が期待される。