ドイツ代表、19大会連続21回目のW杯出場決定 スロバキアに6-0快勝で圧巻の締めくくり
2025.11.18

FIFAワールドカップ欧州予選・グループAの最終節が17日に行われ、ドイツ代表はスロバキア代表を6-0で下し、19大会連続となる21回目の本大会出場を決めた。
試合は序盤からドイツのペースで進んだ。18分、ジョシュア・キミッヒのクロスにニック・ウォルトメイドが頭で合わせて先制。29分にはセルジュ・ニャブリが見事な連携から追加点を挙げる。その後もフロリアン・ヴィルツのアシストからレロイ・サネが2ゴールを決め、後半には狭い局面でのパスワークからリドル・バクとアサン・ウエドラオゴがネットを揺らし、6点差の大勝となった。
今予選では負傷者が相次ぎ、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、アントニオ・リュディガー、ジャマル・ムシアラ、カイ・ハヴァーツらが欠場。初戦でスロバキアに敗北するなど不安定なスタートとなったが、その後は5連勝で巻き返し、本大会出場権を確保した。

ユリアン・ナーゲルスマン監督は試合後、
「チームを本当に誇りに思う。プレッシャーの中、選手たちは素晴らしい試合を見せてくれた。守備の安定から攻撃も機能し、全員が力を発揮できた」と選手たちを称えた。
選手たちも自信をのぞかせる。
キャプテンのキミッヒは
「監督の準備と布陣が完璧で、チームとして最高のプレーができた」と振り返り、ニャブリは「今日のパフォーマンスを続ければ大きな成果が期待できる」とコメント。
19大会連続というW杯出場の歴史を重ねたドイツ代表は、
圧巻の勝利で欧州予選を締めくくり、世界舞台での躍進に向けて弾みをつけた。
