『鬼滅の刃』はついに“世界のアニメ”へ!劇場版「無限城編 第一章 猗窩座再来」全世界興収1000億円突破、日本映画史に新時代

2025.11.17

【©️吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable】

映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が、全世界累計興行収入でついに1000億円を突破した。日本映画としては史上初の快挙であり、『鬼滅の刃』がもはや国内発のヒット作の枠を超え、“世界のアニメ”として揺るぎない認知を得たことを決定づける記録となった。


 

本作は日本で7月18日に公開され、国内興収は379億円に到達。続く海外公開は8月から順次スタートし、欧米・アジア・南米など幅広い地域で圧倒的な動員を続け、海外興収はすでに684億円を突破した。11月16日時点での全世界観客動員数は8917万7796人、興行収入は1063億7056万8950円。アニメ映画のみならず、実写を含む“日本映画の国際的ヒットの基準そのもの”を書き換える結果となった。

アニプレックスは節目の記録について「世界中の劇場に足を運んでくださったお一人おひとりに深く感謝申し上げます。また、作品を届けてくださっている劇場関係者の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様に御礼申し上げます」とコメント。日本発のアニメ作品が、文化や言語の壁を超えて世界の主要マーケットで支持される時代に突入したことを象徴する言葉となった。

“無限列車編”で世界を驚かせた『鬼滅の刃』は、最新作でもその勢いをさらに加速させている。作品が持つ普遍的なテーマと、アクション表現の頂点ともいえる映像技術が、もはや国境を選ばないエンターテインメントとして受け入れられていることを証明した。

アニメが世界を動かす時代―その中心に、再び『鬼滅の刃』の名が刻まれた。