RIZIN神戸大会メイン対決で秋元強真選手、“若さの爆発力”で萩原京平選手を粉砕!ペース配分無視の全力ファイトでメインを奪う

2025.11.4

【©️RIZIN FF】

「勢いだけじゃない、若さの力を見せつけた」。
秋元強真選手(JAPAN TOP TEAM)が、激闘の末に萩原京平選手(SMOKER GYM)を2R TKOで下し、初のメインイベントで堂々の勝利を飾った。

大会は11月3日(月・祝)、兵庫・GLION ARENA KOBEで開催された『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』。
RIZINの新世代を象徴する一戦は、予想以上の熱量とともに幕を閉じた。


 

1Rから秋元選手はペース配分など意に介さず、序盤からアクセル全開。

切れ味鋭い長いリーチを活かしたストレートと果敢なタックルで主導権を奪いにかかったが、萩原選手も、ペースを握らせまいと引かない。

カーフキックとノーモーションの右ストレートで秋元選手が鼻血を出す一幕もあり、会場がどよめいた。

それでも秋元選手は怯むどころか、血に火をつけられたように前へ。

2R、再び仕掛けたタックルからテイクダウンに成功すると、勢いそのままにバックを奪い、4の字ロックで動きを封じる。

ツイスターを経て、最後はマウントからの怒涛のパウンドラッシュ。

若さゆえの爆発力でレフェリーストップを呼び込んだ。

試合後、秋元選手は息を切らせながらも自信満々にマイクを握った。
「まだグラップラーには勝てないとか言うバカがいるので、次は超強いグラップラーを当ててください。これからのRIZINを盛り上げていけるのは俺しかいないんで、注目していてください!」

メイン抜擢のプレッシャーも、相手の実績も関係ない。

若さと勢いで押し切り、勝利をつかみ取った秋元強真選手。

冷静さではなく“熱量”で勝負を決め、押し切ったこの一戦は、

RIZINの新時代を告げる象徴的な夜となった。