NBAレイカーズのドンチッチが今季初トリプルダブルでレイカーズ3連勝に導く 八村塁選手も豪快ダンク含む15得点のサポート

【©️Los Angeles Lakers,】
ロサンゼルス・レイカーズのルカ・ドンチッチが、
その圧倒的な存在感でチームを勝利へ導いた。
2日(日本時間3日)に本拠地クリプト・ドットコム・アリーナで行われたヒート戦で、
ドンチッチは29得点、11リバウンド、10アシストを記録。
今季初のトリプルダブルを達成し、レイカーズは130―120で勝利。
チームは待望の今季初3連勝を飾った。

■圧巻のトリプルダブル “司令塔”ドンチッチが完全支配
この日、コート上の主役は間違いなくドンチッチだった。
試合序盤から巧みなパスワークで味方のリズムを作り、自らも積極的にリングへアタック。外角からの3P、ペイント内の巧みなフィニッシュ、そしてリバウンドへの執念まで、全てのプレーで存在感を示した。
第4クォーターにはヒートの追い上げムードを断ち切る冷静なゲームメークを披露。終盤まで二桁アシストとリバウンドを積み重ね、今季初のトリプルダブルを成し遂げた。
指揮官も「彼がコートにいると全員が安心してプレーできる」と称賛。チームの攻撃がようやく“ドンチッチ中心の形”で安定してきた。
■八村塁選手も効率良く得点 3Pとダンクで流れを呼び込む
この日、八村塁選手も先発として30分58秒出場し、15得点・6リバウンド・2アシストを記録。フィールドゴール成功率50%(12本中6本)、3P成功率60%(5本中3本)と、高い精度でチームを支えた。
試合開始早々に放った3Pシュートでチーム初得点を挙げ、直後の速攻では豪快なワンハンドダンクを叩き込むなど、序盤からチームに勢いを与えた。
ドンチッチの巧みなパスに呼応するように、八村はスペーシングの質を高め、内外でバランスの取れたプレーを披露。得点面だけでなく、フィジカルなディフェンスやリバウンドでも存在感を示した。
■リーブス&ラレイビアも躍動、攻撃の多角化が進む
ドンチッチを中心にレイカーズのオフェンスは完全に機能。オースティン・リーブスが26得点・11アシストのダブルダブル、途中出場のジェイク・ラレイビアも25得点を挙げるなど、ベンチ陣も活気を見せた。
今季序盤は波のあったチームだが、ドンチッチの復帰以降は攻守ともに安定。特にNBAカップ開幕戦となったグリズリーズ戦での44得点を機に、完全にギアが上がった印象だ。
■“ドンチッチ体制”が本格稼働 上昇気流に乗るレイカーズ
開幕直後は連敗に苦しんだレイカーズだったが、司令塔ドンチッチの復帰とともにチームが劇的に変わった。彼のプレーメークが全員の持ち味を引き出し、八村やリーブスといったサポート陣が噛み合い始めた今、チームは明らかに上昇気流に乗っている。今季初の3連勝。
