八村塁選手、“静かなる安定感”で16得点 負傷者続出のレイカーズで存在感を示す

2025.10.28

【©️Los Angeles Lakers,】

レイカーズの八村塁選手(27)が27日(日本時間28日)のブレイザーズ戦に先発出場。

3試合連続の2桁得点となる16得点、5リバウンドをマークした。

派手さこそないが、限られたチャンスを確実に得点へつなぐ点は、

チームにとって貸せない存在となりつつある。

 

チームはレブロン・ジェームズ(腰痛の悪化)に

ルカ・ドンチッチ(左指ねんざ、左足打撲)、

ジャクソン・ヘイズ(左膝痛)、

ゲイブ・ヴィンセント(左足首ねんざで全治2~4週間)、

マーカス・スマート(右太もも負傷)と、

ローテーションの半数近くが欠場。

その中で、八村選手は淡々と自らの役割を果たし続けた。

 

第1Qではフリースローで先制点を挙げ、第2Qに入るとティップインやターンアラウンド、左コーナーからの3Pと、得意のリズムをつかむ。

第3Qには右コーナーからの3Pや速攻からのレイアップで得点を重ね、攻撃の潤滑油となった。最終的に12本中6本成功、3Pも5本中2本成功と、高効率なシュート精度を維持した。

チームはオースティン・リーブスの41得点という孤軍奮闘も実らず、108―122で敗戦。

八村塁選手は混乱するチーム事情の中で、試合の流れを見極めながら無駄のないプレーを続けている。

派手なハイライトよりも、確実に積み上げるタイプの得点は、

まさに“信頼できる男”の証明だ。