令和の守護神・佐々木朗希投手が再び輝く!ドジャース、冷や汗の逃げ切りで地区S突破へ王手

【©️Los Angeles Dodgers,】
ナ・リーグ地区シリーズ第2戦(6日=現地時間)、ドジャースがフィリーズを4―3で下し、2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。終盤、1点差に迫られる苦しい展開の中、チームを救ったのは“令和の守護神”佐々木朗希投手(23)だった。
九回2死一、三塁の場面で、5番手としてマウンドへ。相手は今季首位打者のトレイ・ターナー。重圧がのしかかる中、佐々木朗希投手は冷静にボールを操り、最後は力強い直球で二ゴロに仕留めた。試合を締めた瞬間、捕手のウィル・スミスと固く握手。
勝利のウイニングボールを受け取った。

▪️“自信を取り戻した投球”
佐々木朗希投手は今季中盤、一時不調や登板回避が続いたが、ポストシーズンでは見違えるような安定感を発揮している。
ワイルドカードシリーズ第3戦に続く2セーブ目を挙げ、2戦連続でチームの勝利を決定づけた。最速160キロ超のストレートだけでなく、緩急をつけたフォークも冴え、打者を圧倒。
「絶対的守護神」としての存在感を示している。
試合後、佐々木朗希投手は「チームのみんながつないでくれた試合。自分の役割を果たせてよかった」と静かに語った。
短い言葉ながら、その表情には確かな自信が漂っていた。

▪️大谷選手も大切なところで貴重な追加点
攻撃では七回、ここまで沈黙していた打線がついに爆発。
テオスカー・ヘルナンデス、フリーマンの連打で好機をつくり、スミスの左前2点打で勝ち越し。続く大谷翔平が右前適時打を放ち、右拳を突き上げた。
シリーズ初安打となるタイムリーで、主砲としての存在感を示した。

▪️頼れる男スネルが6回無失点の快投
先発スネルは五回2死まで無安打に抑える圧巻の投球。6回1安打無失点で、ポストシーズン2勝目をマーク。ドジャース投手陣が盤石のリレーを見せる中、終盤のピンチを佐々木朗希投手が締めて試合を終えた。
