鈴木誠也選手、豪快先制3ラン!134メートル弾でカブスをけん引 今永昇太のPS初先発を強力援護

2025.10.7

【©️Chicago Cubs,】

カブスの頼れる主砲・鈴木誠也外野手(31)が、

チームの勢いを呼び戻す一発を放った。

初回1死一、二塁、ブルワーズ左腕アシュビーの高め直球を完璧にとらえると、

打球は左中間スタンド深くに突き刺さった。

飛距離は440フィート(約134メートル)。

球場全体がどよめく先制3ランで、

今永昇太投手のポストシーズン初先発を強力にバックアップした。

 

「勝ち負けだけを気にしてやれるのが、この舞台だと思う」。

試合前にそう語っていた鈴木選手の言葉通り、初回から勝負への集中力を全開にした。

レギュラーシーズン終盤から好調を維持し、ワイルドカードシリーズ第1戦での同点ソロに続くポストシーズン2号。3試合連続の長打で、打撃のキレは増す一方だ。

前日の第1戦は4打数無安打に終わったが、この日は初回から修正。

打球に込めたのは、勝利への渇望と仲間への信頼だ。打った瞬間にバットを放り、力強くガッツポーズ。ベンチ前で迎えた今永も満面の笑みを浮かべた。

鈴木選手は「シーズン中はどうしても成績が頭をよぎるけど、ポストシーズンはとにかく勝ち負けだけ。気持ちの切り替えができている」と語る。お祭りのような雰囲気の中でも、勝負師の表情は崩れない。