阪神・藤川監督 何もかもが異例尽くし!フェニックス・リーグ直参主力の状態を直視しCS、日本一へ布石
2025.10.4
【リーグ優勝時の藤川監督/©️阪神タイガース】
阪神・藤川球児監督(45)が異例の決断を下した。
若手育成の場とされる「みやざきフェニックス・リーグ」に、
1軍監督としてユニホーム姿で参戦。
6日からベンチ入りし、主力組の状態を自ら見極める方針を示した。
クライマックスシリーズ(CS)突破、さらには日本一を見据え、
準備に妥協を許さない姿勢を鮮明にした。
藤川監督は「ゲームの4時間は本気でいく。自分の前では真剣勝負をしてもらう」と強調。育成色の強いリーグにあえて“勝負の空気”を持ち込むことで、短期決戦に向けた選手の勢いを見極める狙いがある。
これまでにも岡田彰布前監督が視察に訪れた例はあったが、私服での観戦にとどまっていた。矢野、金本両政権時代は不参加であり、1軍監督がユニホーム姿で采配を振るうケースは球界でも極めて珍しい。
今リーグには前川、梅野、坂本らが初日から合流。
さらに佐藤輝、森下、近本らも第2クールから参加予定で、指揮官は「勢いのある選手は必ず出てくる」と手応えを語った。
「だいぶ前からそういう起用は始めている。今から動くようじゃ遅い」と語る藤川監督。異例のフェニックス直参は、CSファイナルを突破し頂点を目指すための“攻めの布石”だ。
監督の行動力は、選手にも大きな影響を与えるのは明確であり、
阪神がこれほど強い原動力も頷ける。