【写真＝ロイター】

ドジャースの佐々木朗希投手が、4点リードの9回にポストシーズン初登板を果たし、1イニング三者凡退の圧巻投球で試合を締めた。

大リーグ移籍後最速163.2キロを計測するなど、全11球のうち直球7球すべてが160キロ超という驚異的な速球を披露。本拠地ドジャー・スタジアムには「ロウキ！」の歓声が響き渡った。

 

先頭の2番スティアを1ボール2ストライクからスプリットで空振り三振。

続く3番ラックスも同じくスプリットで空振り三振に仕留めた。

4番A・へイズへの2球目で最速163.2キロを計測し、最後は遊直に封じる完璧な投球。右肩負傷から9月に復帰したばかりとは思えない内容だった。

ブルペン陣の不安定さを背景に“切り札”として配置された佐々木朗希投手は、直近2試合で計2イニング1安打4奪三振と抜群の安定感を見せている。