レブロン、次男との共演に否定的発言 現役生活は「残り1~2年」の予感
2025.9.30
【©️Los Angeles Lakers, 】
米国プロバスケットボール協会(NBA)でロサンゼルス・レイカーズを支える生ける伝説のレブロン・ジェームズ(40)が、現役生活の終わりを強く意識していることをうかがわせる発言を残した。
9月29日、ジェームズは取材に応じ、次男ブライスと同じコートに立つ可能性について「彼を待っているわけではない」と明言。
ブライスはアリゾナ大学で1年目を迎え、早ければ来夏にもNBAドラフトで指名される可能性があるが、ジェームズは「彼には彼のタイムラインがあり、自分には自分のタイムラインがある。それが完全に重なるとは限らない」と語り、現役延長による親子共演を否定した。
昨季には長男ブロニーと史上初となるNBA親子同時プレーを実現したが、次男との“再現”には慎重な姿勢を示した今回のコメントとなる。
12月で41歳となるレブロン・ジェームズは、昨季70試合に出場し平均24.4得点、7.8リバウンド、8.2アシストと驚異的な数字を残し、今季で前人未到の23シーズン連続出場を迎える。
それでも「ブライスを待たない」と断言した言葉は、残された現役生活が1年から2年に限られるのではないかという予感を漂わせる。
コート上では依然としてトップレベルのパフォーマンスを披露し続ける一方で、
40歳を超えて、自身の持つスタッツ(数字)は徐々に落ちていることは明確な事実。
レジェンドの歩みに終着点が近づいていることを、自ら静かに示唆した発言となった。