サッカー堂安律選手、所属するドイツのクラブチーム事情で日本代表から離脱 米国戦は不参加へ  

2025.9.9

【©️Eintracht Frankfurt e. V】

日本サッカー協会(JFA)は9月8日、MF堂安律(フランクフルト)がクラブの要望により日本代表から離脱すると発表した。

追加招集は行わず、森保ジャパンは26人の体制で10日のアメリカ戦に臨む。

 

堂安選手は7日に米オークランドで行われたメキシコ戦(0-0)で先発出場。

右ウイングバックとして81分間プレーし、積極的に攻撃へ関与した。

試合後には「いい準備の練習ができた」と手応えを語り、アメリカ戦への意欲も見せていたが、クラブスケジュールを優先する形でチームを離れることになった。

今夏、堂安選手はフライブルクから同じドイツのブンデス・リーガのフランクフルトへ完全移籍。

新天地での立場を確立する大事な時期であり、クラブは代表戦後すぐに控えるリーグ戦(9月12日・第3節レバークーゼン戦)へ向けて主力を戻す方針を示していた。

主力メンバーに1人が急な離脱は日本代表チームにとって痛手ではあるものの、

選手個人の環境も尊重して森保監督は追加招集を見送る決断を下した。