米国ヤンキース傘下AAA 前田健太投手、あと一歩でノーヒッターも─8回2死まで圧巻の投球
2025.9.4
【©️Scranton/Wilkes-Barre RailRiders】
ヤンキース傘下3Aスクラントンの前田健太投手(37)が3日(日本時間4日)、レッドソックス傘下3Aウースター戦に先発し、あと一人でノーヒットというところまで快投を披露した。前田は自身の公式インスタグラムで「8回2アウトまでノーヒットだったんですが最後に打たれました。笑 良い感じで投げられてチームも勝てたのでよかったです」と試合を振り返った。
この試合、前田は2回1死から四球を与えたものの、8回2死まで一人の出塁も許さず、二塁も踏ませない圧巻の投球を展開。球数が95球に達した8回2死時点でコーチと内野陣がマウンドに集まったが、前田は続投。
結果的に7番の左打者に100球目のスイーパーを右翼へ運ばれ、ソロ本塁打を許して交代した。広島時代の2012年4月6日、DeNA戦以来のノーヒットノーランは実現しなかった。
それでも、前田はスイーパー、スライダー、スプリット、カットボールに加え、最速94.1マイル(約151.4キロ)の直球も交え、7回2/3を1安打1四球9三振1失点の好投。
チームは5―1で勝利し、スクラントン移籍後2勝目となる。
今季3Aでは5勝目を挙げた。