富樫勇樹選手、日本バスケ界の歴史を塗り替える コンバース初の日本人シグネチャーモデル発表
2025.8.28
【©️converse Japan】
パリ五輪を戦った日本代表の司令塔・富樫勇樹選手(32)が、バスケットボール界に新たな足跡を刻んだ。
28日、横浜市内で行われたお披露目発表会において、世界的ブランド「コンバース」から自身のシグネチャーモデルとなる新バスケットボール・シューズ「CONS UNAVERAGE MID」が12月に発売されることを発表。
コンバースのバスケットボールカテゴリーにおいて、日本人選手の名を冠したモデルが登場するのは史上初の快挙だ。
モデル名に掲げられた「UNAVERAGE」は、富樫選手が掲げる信念をそのまま形にした言葉。
「平均的であることを拒み、サイズや経験、ステレオタイプといった壁を打ち破る」という強いメッセージが込められている。
小柄ながら世界と渡り合う富樫の姿勢は、この一足に象徴される。
記者会見で富樫選手は、「NBA選手以外がシグネチャーモデルを持つのは珍しい。名前を入れるのはためらいもあった」としながらも、「自分のロゴがシューズに刻まれ、多くの選手に履いてもらえることは大きな喜び」と誇らしげに語った。
特にポイント・ガードを中心とした小柄な体格の選手層に向け、「このシューズが新しい挑戦の象徴になってほしい」と力強く呼びかけた。