女子バレー日本代表、崖っぷちからの逆襲!石川真佑選手が29得点の大爆発でウクライナ撃破

2025.8.26

【© JAPAN VOLLEYBALL ASSOCIATION】

世界バレー女子大会は25日、タイ・バンコクで行われ、

日本代表(世界ランク4位)がウクライナ(同17位)に

3-2(25-27、20-25、25-20、26-24、15-11)で

フルセットの末に大逆転勝利。

開幕2連勝を飾り、決勝トーナメント進出に大きく前進した。

 

試合は序盤から波乱含みだった。

第1セットを接戦の末に落とすと、第2セットでも高さで勝るウクライナに押し切られ、まさかの0-2。

窮地に追い込まれた日本だったが、ここからキャプテン石川真佑選手(25)が驚異的な集中力でチームを牽引する。

第3セット、石川選手の強打を皮切りに一気に流れを引き寄せると、佐藤淑乃選手(23)のバックアタック、和田由紀子選手(23)のスパイクも冴えわたり、一気に16-7とリード。日本らしいスピードと粘りでウクライナを圧倒し、試合を立て直した。

続く第4セットは一進一退の死闘。

24-24と並んだ場面でコートに響いたのは、石川選手の渾身の一撃だった。

勝負どころで主将が決め切り、チームをファイナルセットへ導いた。

運命の最終セット。

小島満菜美選手(30)の執念のレシーブから石川選手が勝負どころで得点を決め、会場の空気を完全に掌握。

島村春世選手(33)の移動攻撃も冴え、最後は押し切って歓喜の逆転勝利を手にした。

試合後、石川選手は最多の29得点をマークし「仲間を信じて最後まで戦えた」と笑顔。

まさにキャプテンとしての責任を果たし、チームに勝利をもたらした。