メッツ・千賀滉大投手、逆転許し5失点で今季5敗目 小笠原投手は短い登板で無失点好投

2025.8.21

【千賀滉大投手/ロイター©️New York Mets】

メッツの千賀滉大投手(32)が20日(日本時間21日)、ナショナルズ戦に先発登板。しかし、5回途中で5失点を喫し、メジャー自己ワーストタイとなる今季5敗目を喫した。

 

序盤は順調だった。

1、2回は相手打線を3者凡退に抑え、順風満帆の立ち上がり。しかし3回、先頭打者に四球を許すと流れは一変。1死満塁のピンチから、エイブラムズの適時打で2点を先制されてしまう。

続く4回も止まらなかった。

デヨングに二塁打を許すと、クルーズとミラスに連続タイムリーを浴び、さらに2失点。5回にはベルにソロ本塁打を浴び、合計5失点となった。6回、先頭のリレに左前打を許したところで降板。5失点は、メジャー1年目の23年5月11日レッズ戦以来、自己ワーストタイとなった。今季成績は20試合登板で7勝5敗、防御率2.58となっている。

チームは6回にアロンソ、マクニールの適時打で反撃を見せたが、あと一歩及ばず4―5で敗戦。千賀にとっては悔しい一戦となった。

一方で、ナショナルズの小笠原慎之介投手は7回に3番手としてマウンドに上がり、メッツ上位打線を3者凡退に封じる好投を見せた。

リンドアを一飛、ソトを二ゴロ、マルテを空振り三振に仕留め、短い登板ながら存在感を示した。