【MLB】大谷翔平選手、古巣本拠地で3戦連発の42号 5試合4発で本塁打王争いトップタイに
2025.8.12
【©️Los Angeles Dodgers,】
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、敵地エンゼルスタジアムで行われたロサンゼルス・エンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場。8回の第4打席で右翼席へソロ本塁打を放ち、3試合連続となる42号を記録した。
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8回1死、右腕アンダーソンの内角カットボールを鋭く振り抜き、弾丸ライナーで右翼スタンドへ到達。打球速度は100マイル(約160.9キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)、角度33度の一打だった。今季3試合連発は4度目で通算12度目。本塁打王争いではカイル・シュワーバー(フィリーズ)に並び、5試合で4本塁打と量産態勢に入っている。ペースはシーズン57本に相当する。
また、この本塁打で古巣本拠地での通算本塁打は100本目に到達。移籍後、エンゼルスタジアムでのアーチは初めてとなった。昨季は同球場で8打数1安打1打点に終わっていたが、節目の数字を古巣の前で刻んだ。
試合前には花巻東高校時代の先輩であるブルージェイズの菊池雄星投手と再会し、談笑や記念撮影を行う場面も。初回の第1打席では敵地ながら温かい拍手で迎えられた。大谷はこの試合で今季自己最長を更新する10試合連続安打も記録した。