わずか10分で全席完売!176万円プレミアムラウンジも即売 井上尚弥選手、人気は頂点へ 名古屋決戦“モンスター旋風”が全国を席巻
2025.8.9
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の防衛戦チケットが、またも歴史的スピードで完売した。9月14日に名古屋・IGアリーナで行われるWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との注目の一戦。その一般販売が9日正午、チケットぴあでスタートすると、わずか10分で予定枚数すべてがソールドアウトした。
驚きはそれだけではない。会場内の最上級席として用意された「プレミアムラウンジ」— 176万円で20名分のビュッフェ&飲み放題付きセット — も即完売。VIP層を含め、幅広いファン層が“生モンスター”をひと目見ようと殺到し、会場の全カテゴリーが瞬時に売り切れるという異例の事態となった。
所属ジムの大橋秀行会長(60)は「チケットは10分ほどで完売しました。
購入者の入金流れがあれば在庫が戻る可能性もありますが…今回はとにかく反響が凄まじい」と舌を巻く。
現地観戦できないファンのため、無料配信サービス「Lemino」での独占生中継も用意されている。
今回の興行は豪華トリプル世界タイトルマッチ。セミファイナルではWBO世界バンタム級王者・武居由樹(29=大橋)が同級1位クリスチャン・メディナ(25=メキシコ)と激突。さらにWBA世界ミニマム級王座決定戦では、高田勇仁(27=ライオンズ)と松本流星(27=帝拳)が拳を交える。
昨年末、タパレスを撃破して史上初のバンタム級&スーパーバンタム級の両階級4団体統一を成し遂げた井上は、世界的評価でも“PFP(パウンド・フォー・パウンド)No.1”との呼び声が高い。