前田健太投手 逆風の中で新天地へ ヤンキース3Aで再起誓う!!「僕の戦いはまだ終わらない」
2025.8.4
メジャー通算68勝を誇る右腕が、再びマウンドに立つチャンスをつかんだ。
前田健太投手(36)が4日、自身のインスタグラムを通じてヤンキース傘下3Aへの移籍を発表。今季2度目となるユニフォームの変更は、衰えや諦めとは無縁の、あくまで前進への選択だった。
【前田選手・公式Instagramストーリーズより画像】
「ヤンキースの3Aに移籍する事になりました!」―ストーリーズに投稿された文字は力強かった。カブス傘下3Aとの契約を、自らの意思で打ち切る“オプトアウト”を行使しての移籍。「前向き、ポジティブな発表なはずが、悪い方に捉えられている方が多く…」と明かしつつ、「引き続き僕の戦いは続きます!」と、逆境を跳ね返す覚悟をにじませた。
タイガースで迎えた今季は、7登板で防御率7.88と結果を残せずDFAに。その後カブスとマイナー契約を結んだが、3勝4敗、防御率5.97とメジャー昇格は叶わなかった。それでも「まだやれる」という信念は揺るがない。
2016年のドジャースデビューから10年。ツインズ、タイガースと渡り歩き、右肘手術も経験した。それでも現役を続ける理由はただ一つ―再びビッグリーグのマウンドで投げるためだ。
36歳の右腕の物語は、まだ完結していない。