【©️AIG Women’s Open,】

女子ゴルフの海外メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」は3日（現地時間）、ウェールズ・ロイヤル・ポースコールGCで最終日を迎え、日本勢が世界を驚かせる歴史的な結果を残した。

単独首位からスタートした山下美夢有（花王）が安定感抜群のプレーで通算11アンダー、3バーディー・1ボギーの「70」で回り、2019年の渋野日向子以来となる日本人2人目の全英制覇を達成。手にした優勝賞金は146万2500ドル（約2億1660万円）というビッグマネーだった。

出だし3ホールをパーでまとめた山下は、4番パー4で4メートルのバーディーパットを沈めリーダー単独首位へ。続く8番パー3ではピンそば2メートルにつけ、さらに9番パー5でも2オンからバーディーを奪い、前半だけで通算12アンダーに到達。サンデーバックナインでは慎重かつ攻めの姿勢を貫き、最後まで首位を譲らない堂々の優勝だった。

この日の日本勢は山下選手だけではなかった。

勝みなみ（明治安田）が通算9アンダーで2位タイ、

竹田麗央（ヤマエグループHD）も4位と、

トップ4に日本人3選手が入る圧巻の躍進。
賞金総額975万ドル（約14億4400万円）のビッグトーナメントで、勝は82万9742ドル（約1億2300万円）、竹田も48万5403ドル（約7200万円）を獲得。日本勢3人の合計獲得賞金は、なんと約4億1160万円に達した。