『13日の金曜日』完全復活へ─最新映画&ゲームのダブルプロジェクトが始動!

2025.7.28

サンディエゴ・コミコンでバーサミアン親子が電撃発表、殺人鬼ジェイソンの新たな伝説が動き出す

世界中のホラーファンに衝撃と戦慄を与え続けてきた伝説のスラッシャー映画『13日の金曜日』シリーズが、ついに本格復活を遂げる。

現地時間25日に開催されたサンディエゴ・コミコンにて、シリーズの生みの親である製作総指揮ロバート・バーサミアンとその息子ロビー・バーサミアンが登壇し、新作映画と新作ゲームの同時制作が正式に始動したことを発表。

パネルディスカッションの壇上で、ロバートは「『13日の金曜日』が誕生して45年。私たちはこの恐怖の物語を、さらに45年続けていくつもりです」と力強く宣言。息子のロビーも「我々の最優先事項は、新たな映画とゲームの開発に全力を注ぐこと。ついに実現に向けて具体的に動き出した」と語り、シリーズ再始動への並々ならぬ決意をにじませた。

この発表により、殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズというホラー史に燦然と輝くアイコンが、再び現代のスクリーンとゲームの世界を恐怖で塗り替える日は近い。詳細なリリース時期やパートナー企業の名は伏せられたものの、「すでに制作に着手している」と明かされ、ファンの期待は一気に高まった。

 

シリーズ最新の動きとしては、8月13日にYouTubeチャンネル「ジェイソン・ユニバース(@JasonUniverse13)」で短編映画『Sweet Revenge(原題)』がプレミア公開される予定で、すでにトレーラーが配信中。

監督は『ザ・ドメスティック』で知られるマイク・P・ネルソンが務める。
なお、今回発表された長編映画プロジェクトは、この短編とは別軸で進行中とのことで、よりスケールの大きな新章が展開される見込みだ。

『13日の金曜日』は、1980年に第1作が公開されて以来、ジェイソンの象徴的なホッケーマスクとともにホラー文化に多大な影響を与えてきた。
今回の再始動は、単なるノスタルジーの焼き直しではない。

次なる世代へと“13日の金曜日の呪い”を継承し、新たな劇場作品を切り拓く挑戦となる。