仁井優花&小野祐夢が1日でホールインワン達成! 賞金総額1600万円の“快挙”にギャラリー大歓声

2025.6.27

【=Getty Images 】

女子ゴルフの国内ツアー「アース・モンダミンカップ」第2日が6月27日、千葉・カメリアヒルズカントリークラブ(6688ヤード、パー72)で行われ、22歳の仁井優花(エレコム)と27歳の小野祐夢(ニチコン)が、それぞれホールインワンを達成。1日で2人のエース達成という珍しい快挙に、

会場は大きな歓声に包まれた。

 

仁井が魅せたのは9番パー3。ティーグラウンドから放たれた1打は、美しい弧を描いてグリーンへ。狭い着弾ゾーンに落ちると、そのまま転がってカップイン。驚きの表情を浮かべた仁井は、その場でジャンプして大喜び。ともに回る選手やキャディーとハイタッチを交わし、歓喜の瞬間を分かち合った。

このホールには加賀電子からホールインワン賞として600万円が設定されており、仁井はその1打で大金を手にした。この日は4番でダブルボギー、8番でもボギーと苦しい展開だったが、このスーパーショットで一気に流れを引き戻した形だ。

仁井は2023年の「樋口久子 三菱電機レディス」で2位に食い込むなど注目されたが、昨季はメルセデス・ランキング55位でシード権を失い、今季も予選落ちが続いていた。ここから復調のきっかけとなるか、注目が集まる。

さらに同日、15番パー3でも小野がエースを達成。このホールにはツルハグループが1000万円のホールインワン賞を設定しており、小野は見事にその賞金を獲得。1日のうちに2人の選手がホールインワンで総額1600万円を手にするという、極めて珍しい出来事となった。

なお、これらのホールインワン賞は大会最終日までに複数の達成者が出た場合、賞金は均等に分配されるルールとなっている。