大谷翔平選手がメジャー通算250号達成!!
今季3度目の1試合2本塁打でドジャース勝利に貢献
【©️Los Angeles Dodgers,】
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)は、現地時間6月14日(日本時間15日)、本拠地で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、今季24号および25号となる2本塁打を記録した。これにより、大谷はメジャーリーグ通算250本塁打の節目に到達。日本人選手としては最多本塁打記録をさらに更新した。
この日の第1打席、大谷は右腕マット・ループ投手の投じたカットボールを捉え、右中間への先頭打者本塁打を放った。打球速度は110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離は419フィート(約127.7メートル)で、11試合ぶりとなる今季24号。先頭打者本塁打としては今季7本目となった。
続く第4打席でも結果を残し、フルカウントからの外角のカーブを右翼スタンドに運んだ。この本塁打は、今季3度目、通算22度目の1試合2本塁打であり、これがメジャー250号にあたる。打球速度は101.2マイル(約162.9キロ)、飛距離は384フィート(約117メートル)だった。球種はストライクゾーンの外に外れたカーブだったが、技術で運び切った形となった。
この試合で大谷が対戦した投手は、メジャー通算で200人目の被本塁打投手となり、いわゆる「200人斬り」も達成した。
本拠地ドジャースタジアムでの活躍により、ドジャースは11-5で勝利し、ナ・リーグ西地区での首位を守った。同地区ではジャイアンツと僅差の争いが続いており、今回の勝利で再び1ゲーム差をつける形となった。
試合後のインタビューで大谷は「長く本塁打が出ていなかったので、2本ともいい形で打てたと思います」とコメント。また、「構えを重点的にチェックして臨んだ」と、打撃フォームへの調整が結果につながったことも明かした。
6月は大谷にとって好調な月として知られており、
これまでに2度の月間MVP受賞歴がある