『鎧伝サムライトルーパー』37年ぶり新作テレビアニメ、2026年1月放送決定

2025.6.13

『鎧伝サムライトルーパー』37年ぶり新作テレビアニメ

2026年1月放送決定 — 豪華スタッフ陣が集結し話題に

1988年に放送され、熱狂的なファンを持つテレビアニメ『鎧伝サムライトルーパー』。その正統続編となる完全新作『鎧真伝サムライトルーパー』が、2026年1月より放送されることが発表された。実に37年ぶりのテレビシリーズ復活となり、アニメ業界やファンの間で大きな注目を集めている。

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本作の舞台は現代の新宿。

かつて人間界を恐怖に陥れた妖邪界の封印が解かれ、妖邪兵たちが再び人類へ襲いかかる。そんな中、若き五人のサムライ「サムライトルーパー」が立ち上がり、人類の未来を懸けて激しい戦いを繰り広げるというストーリーだ。

監督には、『銀魂』や『おそ松さん』で知られる藤田陽一氏が就任。シリーズ構成と脚本は、『仮面ライダービルド』や実写映画『クローズZERO』『テルマエ・ロマエ』など多彩なジャンルで活躍する武藤将吾氏が担当する。メインキャラクターデザインには『ラブライブ!』シリーズで高い評価を得る室田雄平氏が参加。さらに、元祖鎧デザインを手掛け、『SSSS.DYNAZENON』の怪獣デザインで知られる岡本英郎氏もヨロイギアのデザイン原案として名を連ねている。

解禁された特報映像には、破壊された街並みと悲鳴をあげる人々の姿が映し出され、主人公・凱が「武装!灼熱!!」と叫びながら鎧を纏う迫力の変身シーンも収録。ファンにはたまらない、往年のシリーズへのオマージュが散りばめられている。

凱役を演じるのは若手注目株の石橋陽彩。彼は「凱はエネルギッシュで破天荒なキャラクター。彼の気迫を全力で表現したい」と意気込みを語り、今作の魅力を強調している。

制作を担当するサンライズスタジオは「歴史ある作品の続編を手がける責任の重さを痛感している」とコメント。藤田監督や武藤氏らのクリエイター陣と共に、ファンの期待に応えるべく全力を尽くすと誓った。

『鎧伝サムライトルーパー』の世界観を受け継ぎつつ、新たな時代の物語として生まれ変わる