「Nintendo Switch 2」発売4日間で世界販売350万台突破 任天堂史上最高のスタート
任天堂が6月5日に発売した新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」が、発売からわずか4日間で世界累計販売台数350万台を突破した(集計期間:6月5日〜8日)。同社の家庭用ゲーム機としては、発売後4日間における販売実績として過去最高を記録した。
▪️表現力と操作性が大幅進化
「Nintendo Switch 2」は、前モデル「Nintendo Switch」の後継機。高精細かつ滑らかな映像表示が可能な大型ディスプレーを搭載し、新たにマグネット式の「Joy-Con 2」が付属する。処理性能やグラフィック機能も大幅に向上し、これまでにない臨場感と操作性を実現した。
注目の新機能として、「ゲームチャット」機能が導入された。Joy-Con 2に搭載された「Cボタン」を押すことで、ゲーム中でも離れた相手とボイスチャットやビデオ通話が行える仕様となっている。オンライン対戦や協力プレイの利便性が高まった。
▪️娯楽企業として135年の歩み
任天堂は1889年に花札の製造・販売で創業。1983年に「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」を発売して以降、数々のゲーム機と人気シリーズを手がけてきた。これまでに世界累計で8億6000万台以上のゲーム機と、59億本以上のゲームソフトを販売している。
同社はこれまで、マリオ、ゼルダの伝説、ドンキーコング、どうぶつの森、スプラトゥーンなど、多くのヒット作を生み出してきた。ハードとソフトを一体で展開する戦略により、世界中のユーザーに親しまれてきた。
▪️独創的な娯楽を届ける姿勢
任天堂は今回の発表に際し、「今後も『人々を笑顔にする』ことを目指し、ゲーム専用機を中心とした任天堂IPに触れる人口の拡大を進めていく」との方針を示した。独創的な娯楽の提供を通じて、新たなユーザー層の獲得に挑み続ける考えだ。
「Nintendo Switch 2」は、次世代のゲーム体験を象徴する製品として、
好調なスタートを切った。