芸人・宮迫博之氏がMLBド軍戦、大谷の前で堂々の始球式!?
宮迫博之氏、MLBド軍戦で堂々の始球式
“仕掛け人”はファッション通販サイト『ロコンド』田中社長
【渡米で同行した芸人たむらけんじさんインスタグラムより画像】
元「雨上がり決死隊」で芸人、
現在はYouTuberや飲食業でも活躍する宮迫博之氏が、
日本時間9日、アリゾナ州フェニックスで行われたMLBのダイヤモンドバックス対ドジャース戦にて、キャリア初となる始球式を務めた。マウンド手前からのワンバウンド投球ながら、その堂々たる姿は球場を沸かせ、現地メディアやファンの注目を集めた。
この粋なサプライズの“仕掛け人”となったのが、ファッション通販サイト「ロコンド」を率いる田中裕輔社長である。
ロコンドはこの試合で公式スポンサーを務めており、
始球式の権利もスポンサー契約に含まれていた。
きっかけは、大谷翔平選手の本塁打記念球にまつわるエピソードに遡る。田中社長は「50号ホームランのボールはオークションで負けましたが、51号を購入することができたんです。その流れでスポンサーのお話をいただきました」と、取材記事で語っている。
しかし、自身が始球式に立つことには「やったことがない」と及び腰だったという。そこで白羽の矢が立ったのが、田中社長とYouTubeなどで親交のあった宮迫氏だった。
「宮迫さんなら、絶対に“オモロい”ことになると思ったんです」と田中社長。
確かな信頼とユーモアの精神が、今回のキャスティングにつながった。
一方の宮迫氏は「ふざけたらえらいことになるので、真面目に投げます」と気を引き締め、緊張の面持ちで始球式に臨んだ。
試合開始1時間前から額には玉の汗。
芸人としての矜持と、大舞台への真摯な姿勢がにじみ出ていた。
投球後にはおなじみのポーズを決め、観客を笑顔に包んだ宮迫氏。
田中社長も「今後もいろいろ面白いことを仕掛けていきたい」とメディアを通じて発表しており、今回の試みが一過性に終わらないことを示唆した。