中井りん選手のRIZIN試合着が即決100万円で落札
2025.4.21
▪️老朽化した道場修理へ支援の輪広がる
女子MMAファイター・中井りん選手(修斗道場四国)が出品したRIZINでの試合着が、Yahoo!オークションにて即決価格の100万円で落札された。
落札は4月20日(日)の20時5分で終了。
終了時間の23時28分を待たずに落札者が確定した運びだ。
この試合着は、中井選手が2016年12月29日の『RIZIN.3』で村田夏南子と対戦した際に着用していた物。
長年のキャリアの中でも特に思い入れのあるアイテムだった。
出品の背景には、彼女が所属する「修斗道場四国」の老朽化がある。
屋根や壁には大きな穴が空き、雨風が吹き込む深刻な状態。中井は、愛する道場を守るため、思い出の品を手放す決意をした。落札された100万円は、すべて修理費として充てられる予定だ。
昨年11月23日には、東京・ニューピアホールで開催された『DAYS Presents DEEP JEWELS 47』に出場し、鈴木“BOSS”遥(SAI-GYM)と対戦。1ラウンド3分32秒、TKOで勝利を飾った中井は、試合後のマイクで「JEWELSは素晴らしいリングです。私は渡辺華奈よりも強いと思っている。何度も対戦を申し込んだが断られたと聞いています。逃げずに試合をしてください。どこの興行でも構いません」と、PFL参戦中の渡辺華奈に対して改めて挑戦表明している。