ONE―ムエタイ界の英雄シッティチャイがまさかの悶絶KO敗!
【Nico Carrillo official Instagram】
▪️強烈な左ボディでダウン、カリロが大金星
4月5日、タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催された
格闘技イベント『ONE Fight Night 30』の
フェザー級ムエタイ戦で、
タイの英雄シッティチャイ・シッソンピーノンがまさかのKO敗北を喫した。
勝利したのはスコットランド出身の
強豪ニコ・カリロ。強烈なボディブローを叩き込み、
2R2分20秒、レフェリーストップによるKOで試合を制した。
▪️衝撃の初回、シッティチャイが顔面流血
試合は開始早々から緊迫した展開に。1R、カリロは首相撲から繰り出した右の縦ヒジでシッティチャイの額を切り裂き、流血を誘う。勢いに乗ったカリロは、老獪なシッティチャイを相手に主導権を握り、試合を優位に進めていく。
2Rに入ってもカリロの勢いは止まらない。前蹴りを軸にヒジ打ちを重ねると、シッティチャイは防戦一方に追い込まれる。ダメージが蓄積し、徐々に下がるシッティチャイに対し、カリロは渾身の左ボディを炸裂。これにシッティチャイは苦悶の表情でダウン。なんとか立ち上がるも、続く三日月蹴りとトドメの左ボディで再び崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。
▪️“英雄撃破”の快挙に会場騒然
ムエタイ界で確かな実績を持つシッティチャイは、2014年にルンピニー王座を獲得し、2016年にはGLORY世界ライト級王座を奪取。6度の王座防衛に成功した名ファイターだ。昨年の「ONE167」では野杁正明のデビュー戦の相手を務め、判定勝利を挙げたばかりだった。
一方、勝者のカリロは、WMOウェルター&スーパーウェルター級王座、ISKAムエタイ世界65kg級王座を獲得している実力者。今年1月にはONEのバンタム級暫定王座決定戦でKO負けを喫したが、階級を上げて挑んだ今大会で大きな勝利を手にした。
会場は“シッティチャイ完封”という結果に騒然。格闘技ファンにとっても、記憶に残る大番狂わせとなった。
【試合結果】
ONE Fight Night 30
2025年4月5日(土)|タイ・バンコク・ルンピニー・スタジアム
【フェザー級ムエタイ】
〇 ニコ・カリロ(スコットランド)
KO 2R 2分20秒 ※左ボディブロー
● シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ