UFC313-リアル“ルフィ”が衝撃KO勝ち! ケージの中で高らかに宣言「日本、海賊王におれはなる!」
UFC313-リアル“ルフィ”が衝撃KO勝ち!
ケージの中で高らかに宣言「日本、海賊王におれはなる!」
【©️UFC.inc】
『ONE PIECE』の主人公モンキー・D・ルフィの
異名を持つUFCファイター、
マウリシオ・ルフィ(ブラジル)が、
衝撃的なKO勝利を飾った。
『UFC 313: Pereira vs. Ankalaev』
2025年3月8日(日本時間9日午前8時半~)
米国ラスベガス T-モバイル・アリーナ
▼ライト級 5分3R
〇マウリシオ・ルフィ(ブラジル)11勝1敗(UFC2勝0敗)
[1R 2分07秒 KO] ※右後ろ廻し蹴り
×ボビー・グリーン(米国)32勝16敗(UFC13勝11敗)
初戦からワンピースの主人公さながらの戦いを見せてきたルフィ。
昨年5月のブラジル大会でUFCデビューを果たした際には、
スライディングカーフキックを「ゴムゴムの鞭」のごとく相手に叩き込み、跳びヒザと鋭いストレートでTKO勝利。
その異次元のポテンシャルと身体能力と戦闘スタイルが話題となっていた。
ラスベガスのケージで彼は再び伝説を刻む。
1R開始早々、ルフィは巧みに左右のスイッチを織り交ぜながらプレッシャーをかける。対するベテランのグリーンも低い構えから関節蹴りを狙うが、ルフィはこれを軽やかにかわし、間合いを詰めていく。そして右ストレートを鋭くヒットさせると、相手のパンチをスリッピング・アウェーで回避。
さらに圧力を強めたルフィは、金網際で左フックのフェイントを見せ、素早く回転。次の瞬間、繰り出されたのは衝撃の右後ろ廻し蹴り。まるで「ゴムゴムのバズーカ」を放つかのような威力で、かかとがグリーンの側頭部を直撃!
その場に崩れ落ちるグリーン。会場がどよめく中、レフェリーが試合をストップ。
リアル“ルフィ”が、圧巻のKO勝利を収めた。
試合後、恒例となったFighting Nerdsの
眼鏡をジョー・ローガンとともにかけたルフィは、インタビューで
「2つのボーナスを獲得するにはどうしたらいいか考えていたんだ。
これが答えじゃないかな」と笑顔。
そして、マイクを握ると、
「ブラジル、ラスベガス、ジャポン! 海賊王におれはなる!」
と、高らかに叫び、会場のファンを熱狂させた。
まさに“ルフィ”の名にふさわしいファイター、
マウリシオ・ルフィ。
UFCの海で、彼の冒険はまだ始まったばかりだと言えるだろう。