韓国のガールズグループNewJeans（ニュージーンズ）の

所属事務所であるADOR（アドア）は、

13日、NewJeansのメンバー5人に対し、

事務所を通さない広告契約の締結を

禁止するよう求める

「企画社地位保全および広告契約締結など禁止仮処分」をソウル中央地裁に申し立てたと発表した。

ADORは、この仮処分申請について次のように説明。
「先月3日にソウル中央地裁に提起した

専属契約有効確認訴訟の一審判決が出るまで、

ADORが専属契約に基づくマネジメント会社（企画社）としての

地位を認められるためのものであり、

ADORの承認や同意がないまま

NewJeansのメンバーが独自に

広告契約を結び活動することを防ぐための措置です」。

一方、メンバー5人は、

「ADORが義務を履行しなかった」として、

昨年11月29日付で専属契約が解除されたとの立場を示している。

しかし、ADOR側は「専属契約は有効である」として

専属契約有効確認訴訟を提起し、

両者の対立が泥沼化している状況。

ADORは、「一方的に専属契約の解除を宣言した

NewJeansのメンバーが、

独自に広告主と接触し契約を結ぼうとする試みを継続的に行っています」と主張。

そのうえで、「広告主や第三者に混乱や被害が生じるのを防ぐための措置である」としている。

また、「一方的な専属契約解除の宣言や、

法的手続きを経ずに独自で芸能活動を行う前例が生じれば、

エンターテインメント業界への投資が減少し、

K-POP産業の基盤が揺らぐ恐れがある」との

業界の懸念も仮処分申請書を通じて伝えたと明らかにしました。

さらにADORは、

「NewJeansの活動を支えるため、

これまでどおり全ての人員や設備を活用し、

今後も支援を継続する計画です」と述べた。

また、「さまざまなプロジェクトの提案を受けており、

内部的にはフルアルバムの発売や

ファンミーティング開催を含む今年の活動計画をすでに立てています」と

発表した。

果たして両者の雪解けは実現するのだろうか。