主力の負傷で巡ってきた“NBAのリアルなチャンス”河村勇輝選手、ブルズで再び出場機会 敵地サンズ戦で第1Q途中からコートへ
【©️Chicago Bulls 】
米プロバスケットボールNBAのシカゴ・ブルズに所属する河村勇輝選手(24)が5日(日本時間6日)、敵地でのフェニックス・サンズ戦で途中出場を果たした。
チームの主力に負傷者が出た影響もあり、河村選手は第1クオーター終盤からコートに立ち、2試合ぶりにNBAの舞台を踏んだ。
▪️第1Q終盤に出場機会 リバウンド争いにも積極参加
この日、河村選手は3試合連続でベンチ入り。
第1クオーター残り1分46秒、コーチ陣から声がかかりコートへ送り出された。
短いプレー時間の中で得点は記録できなかったものの、ガードながら積極的にゴール下のリバウンド争いに加わるなど、持ち味のアグレッシブさを見せた。限られた時間でも存在感を示そうとする姿勢は、NBA定着を目指す若き司令塔らしいプレーだった。
▪️本拠地デビューでは“異例の選択”も話題に
河村選手は1日(同2日)のミルウォーキー・バックス戦でも終盤に出場。本拠地でのプレーには大歓声が起こった。
試合残り21秒にはスチールを奪い、そのまま速攻へ。
自らシュートを狙える場面だったが、試合がほぼ決していた状況だったこともあり、相手チームへのリスペクトを示してシュートを選択せず、そのままボールをキープしてタイムアップを迎えた。
この“スポーツマンシップ”あふれる判断は、現地ファンの間でも小さな話題となった。
▪️出場機会を左右する「主力の負傷」という現実
その後のオクラホマシティ・サンダー戦ではベンチ入りしたものの出場機会はなし。チームは終盤に12―0の猛追を見せたが、あと一歩届かず敗れていた。
しかし今回の遠征では状況が変わった。
主力選手の負傷によってローテーションに余裕がなくなり、
河村選手も遠征メンバーとして帯同。
結果としてサンズ戦での出場機会につながった。
NBAではこうしたチーム事情の変化が若手のチャンスを生むことは珍しくない。
河村選手にとっても、この好機をどう活かすかが今後を左右する重要な局面となる。
ブルズはこの日から敵地5連戦に突入。
過密日程と主力のコンディション問題が重なる中で、控え選手にも出番が回ってくる可能性は高い。
日本が誇る小さな司令塔にとって、NBAのコートに立つ一瞬一瞬が“評価の場”だ。

