ダラス・マーベリックス、デレック・ライブリー二世が右足首疲労骨折で4週間離脱へ

2025.1.24

【Dereck Lively II  from official『X』】

 

ダラス・マーベリックス、

デレック・ライブリー二世が

右足首疲労骨折で4週間離脱へ

 

日本時間1月23日(現地22日)、

NBAのダラス・マーベリックスは、

ルーキーセンターのデレック・ライブリー二世が

右足首の疲労骨折と診断され、

今後4週間後に再検査を受ける予定であることを発表した。

この発表により、ライブリー二世は少なくとも

1か月間は戦列を離れることになる。

すでに直近の3試合を欠場している。

20歳のライブリー二世は、

今シーズンのマーベリックスにとって貴重な戦力の1人。

平均9.1得点、7.8リバウンド、2.6アシスト、1.7ブロック、

そして驚異的なフィールドゴール成功率70.1%を記録しており、

その安定したインサイドプレーと守備力はチームに欠かせない存在。

彼の欠場は、既に苦境に立たされているマーベリックスにとって

さらなる打撃となる。

負傷者続出のマーベリックス、戦績低迷に苦しむ

マーベリックスは、

エースのルカ・ドンチッチが

クリスマスに左ふくらはぎを負傷して以降、

14試合中10試合で敗北するという

苦しい状況が続いている。

ドンチッチは数日以内に

再評価を受ける予定だが、

具体的な復帰時期は依然として不透明。

チームの攻守の中心を担う彼の離脱は、

戦術面だけでなく士気にも大きな影響を及ぼしてい流のは間違いないだろう。

さらに、昨シーズンから加入した

スター選手のカイリー・アービングも、

腰椎椎間板ヘルニアを抱えながら

満身創痍でプレーを余儀なくされている。

コンディションが万全ではないことが懸念されている。

 

これに加えて、フロントコートのドワイト・パウエルも

右股関節の負傷で直近2試合を欠場しており、

チームはインサイドの選手層に深刻な問題を抱えている。

このような負傷者の続出は、

ローテーションに大きな負担をかけており、

特にディフェンス面での脆弱さが顕著だ。

若手選手の奮起に期待も、厳しい戦いが続く見通し

そんな中、ダニエル・ギャフォードは

今季平均12.1得点、6.2リバウンド、1.6ブロックと

堅実なパフォーマンスを見せているのがせめてもの明るい話。

彼の活躍はチームの希望となっているが、

それだけでこの困難な状況を打破するのは難しいと言われている。

チーム全体として、若手選手のさらなる成長や、

控え選手の奮起が求められている。

一方で、負傷者が復帰するまでの間、

ジェイソン・キッド監督の采配にも注目。

チームとしてどのように対応していくのか、

またトレード期限を前に補強の動きがあるのかも注視されている。

現在、マーベリックスはウェスタンカンファレンスでの順位争いの中で

厳しい立場に置かれており、

プレーオフ進出に向けて正念場を迎えている。

この逆境をどう乗り越えるか、チームにとって試練の時が続く。

【文:高須基一朗】