井上尚弥を相手に逃げたグッドマン!? 2度のドタキャン

2025.1.16

 

世界ボクシング機構(WBO)は15日(日本時間16日)、

左目上の裂傷により、4団体統一・世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(24日、東京・有明アリーナ)を辞退した

WBO世界同級1位サム・グッドマン(26)=オーストラリア=陣営に対し、

10日以内に詳細な診断書を提出するよう命じた。

命令に従わない場合、指名挑戦権が剝奪される可能性がある。

グッドマン陣営が11日にWBOに提出した報告書によれば、

医師から4月11日まで実戦練習を禁止されており、

試合復帰は5月か6月になる見込みとされています。

また、報告書ではWBO指名挑戦権の維持を要請している。

グッドマンは当初、昨年12月24日に有明アリーナで

4団体世界同級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=との

試合で世界初挑戦を果たす予定でしたが、

同月14日に母国で行われた最終公開スパーリング中に左目上を負傷。

4針を縫う処置を受けた。

これを受けて、興行自体が1カ月後に延期された。

さらに今月11日の朝のスパーリングで同箇所を再び負傷し、

今回は14針を縫う処置が施されたため、試合を断念せざるを得なくなったと説明。

その結果、井上の対戦相手は

WBO11位の金芸俊(32)=韓国=に急遽返納となった。

WBOは、グッドマンが適切な診断書を提出した場合、

指名挑戦権を維持できる見通しとしている。

プロ戦績は以下の通りです:

  • グッドマン:19戦19勝(8KO)
  • 井上尚弥:28戦28勝(25KO)
  • 急遽対戦が決定した金芸俊:25戦21勝(13KO)2敗2分け