『ビンタ大会』に続いて『ローキック大会』が流行るか!?

2025.1.15

「ローキック大会」が人気を得る可能性と課題について考察。
朝倉未来さんがプロデュースしたビンタ大会が話題となり、

国内でも対戦型イベントへの注目が集まっている。

その中で、「ローキックイベント」は、

スペインの団体が『Low Kick Championship』を開催しており、

YouTubeでは再生回数600万回を超えるプロモーションを展開している。

世界的に認知度が高まりつつあり、

日本国内に持ち込まれる可能性も十分考えられる。

特に、K-1MAXの黄金期に「鉄の脛(スネ)」を誇り、

ローキックで活躍した武田幸三さんが

階級別の「ローキック対決」に参戦するような企画が実現すれば、

世界最強を争う姿が思い浮かぶ。

また、最近では元K-1ファイターの魔裟斗さんのYouTubeチャンネルに

武田幸三さんが出演するなど、

新しい世代の格闘技ファンにもその名前が広まりつつある。

令和に入り、レジェンドファイターの活躍が話題になる機会が増えています。そのため、こうしたファイターの参戦が確定すれば、

ビンタ大会に次ぐ新たなエンターテインメントとして注目されることだろう。

「ローキック大会」が流行するかどうかは、

企画主催者の手腕が大きな鍵を握るはず。

放送するプラットホームが、Abemaなのか? 地上波テレビなのか?

企画次第ではあるが、放送される場所も重要だろう。

話題性やエンターテインメント性を強調しつつ、

安全面や倫理性への配慮を徹底することも成功のポイントだ。

興味を持つ層が一定数いるのは確かで、

それをどのように具現化するかが成功の鍵となるだろう。

文:高須基一朗