X JAPAN YOSHIKIがロサンゼルスの山火事被害支援で50万ドル寄付!!
【YOSHIKI FOUNDATION AMERICA公式サイトより】
「支援の輪が広がることを願っています」
X JAPANのリーダーであり、世界的に活躍するアーティスト・YOSHIKIが、米ロサンゼルスで発生した大規模な山火事の被害を受けた地域への災害救援活動支援として、総額50万ドル(約7700万円)を寄付したことが明らかになった。寄付は、YOSHIKIが設立した米国非営利公益法人「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーのチャリティ財団をはじめ、合計7つのチャリティー団体へ送られる。
▪️ロサンゼルスを襲った未曾有の被害
ロサンゼルスでは現地時間1月30日、乾燥した気候と強風により山火事が急拡大。広範囲にわたる森林や住宅地が炎に包まれ、多くの住民が避難を余儀なくされた。数千エーカーに及ぶ土地が焼失し、住宅や商業施設も大きなダメージを受けている。消防当局によると、完全な鎮火にはまだ時間がかかる見込みであり、被害の全容は現在も明らかになっていない。
YOSHIKIは約30年間、ロサンゼルスを拠点に音楽活動を続けており、この街は彼にとって“第二の故郷”ともいえる場所だ。しかし、今回の山火事により、彼自身も避難を余儀なくされるほどの深刻な状況に直面したという。
▪️YOSHIKI「胸が痛み、深く落ち込みました」
今回の支援について、YOSHIKIは心境を次のように語っている。
「アメリカ以外での出演をすべてキャンセルし、ロサンゼルスに留まり、被害を受けた友人やコミュニティを支援することを決めました。約30年間住んできたこの街が燃え続ける光景を目の当たりにし、本当に胸が痛み、深く落ち込みました」
さらに、精神的にも大きなダメージを受けたことを明かし、医師の診察を受けた結果、鬱状態と診断されたことも告白。
「昼夜を問わずサイレンやヘリコプターの音が響き渡り、自分自身も避難を余儀なくされました。幸い自宅やスタジオは無事でしたが、多くの友人がすべてを失いました」
災害の脅威は、単なる物理的な破壊だけでなく、人々の心にも大きな傷を残す。YOSHIKIは、こうした現実に直面しながらも、自ら行動を起こすことを決意した。
▪️「支援の輪が広がることを願っています」
YOSHIKIは、支援を続けていく意志を強調し、
ファンや社会に向けて次のようなメッセージを発信している。
「今、ロサンゼルスで何が起こっているのか、言葉では言い表せないほどです。被害を受けたすべての方々のために心から祈っています。これまで何度も伝えてきましたが、『人を助けることは、自分を助けることにもなる』と信じています。これからも支援を続けていきます。そして、支援の輪が広がるとうれしいです」
また、YOSHIKIは日本時間の1月31日、 自身の公式動画配信チャンネル「YOSHIKI CHANNEL」にて、2月1日に特別生配信を行うことも発表。世界中の視聴者に向けて、現在のロサンゼルスの状況や支援活動の詳細を報告し、さらなる支援を呼びかける予定だ。
▪️「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」の歩み
YOSHIKIは、これまでも数多くのチャリティー活動に尽力してきた。2010年に設立した「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」は、災害救援活動をはじめ、教育支援や医療支援など、多岐にわたる分野で寄付活動を行っている。
これまでにも、東日本大震災やカリフォルニアの山火事被害、COVID-19パンデミックの影響を受けた医療機関への支援など、世界各地で積極的に貢献してきた。彼の慈善活動に対する真摯な姿勢は、多くのファンだけでなく、社会全体からも高く評価されている。
今回の寄付をきっかけに、ロサンゼルスの復興支援がさらに広がることが期待される。YOSHIKIの行動は、被災者の心に希望を灯すだけでなく、多くの人々に「支援の大切さ」を改めて考えさせるきっかけとなるだろう。
2月1日の生配信では、どのようなメッセージが発信されるのか!?