NBA河村勇輝選手、ブルズ背番号「8」に決定 福岡第一時代の原点回帰に“全米沸騰” 2ウェイ契約ポストが800万超インプレッションの異例拡散

2025.7.22

【©️Chicago Bulls】

NBAの本場アメリカで、また一人の日本人選手がセンセーションを巻き起こしている――。7月21日(日本時間22日)、シカゴ・ブルズは2ウェイ契約を結んだ河村勇輝選手の背番号が「8」に決定したと公式X(旧Twitter)で発表。

これにより、かつての高校時代の象徴ナンバーが“NBA仕様”で復活することとなった。

 

 背番号8は、河村が全国の舞台でその名を轟かせた福岡第一高校時代の背番号。スピードと視野、そして冷静さを併せ持つスタイルは、まさに原点の象徴であり、「ここから再び世界へ」という強い意志が込められているようにも見える。

 これまでメンフィス・グリズリーズでは17番、Gリーグのメンフィス・ハッスルでは7番、サマーリーグでは37番と、さまざまな数字を背負ってきた河村。今回の「8番」への決定には、本人の思い入れはもちろん、チームとしての期待も垣間見える。

 ブルズの背番号8といえば、近年ではザック・ラビーン(現キングス)が長年着用し、ジョージ・ガービンやロビン・ロペスといった名プレーヤーも歴代に名を連ねる伝統ある番号。そこに新たに刻まれる「KAWAMURA」の名に、現地ファンも沸いた。

 実際、河村との契約を発表したブルズの公式Xポストは、投稿からわずか2日で830万インプレッション、4万超の「いいね」、1万3000件超のリポストを記録。

これは2ウェイ契約としては異例の注目度であり、すでに“NBA級”の人気を誇ることを証明するかたちとなった。

 さらにSNSでは、「SLAM DUNKの宮城リョータみたいだ!」「リアル・リョータが現れた」といった声も多数上がっており、背番号「7」ではなかったものの、その俊敏なプレースタイルとコート全体を操るセンスは、まさに“現代版・宮城”そのもの。

 高校時代の原点に立ち返った「8番」の河村が、バスケの本場アメリカでどこまで駆け上がるのか!?